2018年8月30日木曜日

8月のポーズ⑫ ちょっと優しいアナンタアサナ(蛇のポーズ)

アナンタアサナを少し行いやすくしています。

上のが基本のアナンタアサナ。
下のが今月のアナンタアサナです。

アナンタアサナを日本語で言うと、蛇のポーズですが
この
「アナンタ」には
色々な意味があるようです。

まず
アナンタはサンスクリット語で無限や永遠を表す言葉です。
また
蛇の名前でもあります。
このアナンタ
ただの蛇ではなく、
大きな大きな蛇で、頭の数は七つとも千とも
(七つと千では全然違いますが、とにかく多いです)
インドの三大神の1人、ウ”ィシュヌ神が
まだ宇宙が形としてなかったころに
アナンタを寝床にし、かつ船として使っていたといいます。
ウ”ィシュヌ神は世界を維持する神です。
それが
「アナンタ」と「永遠」がつながるのかもしれません。

またシウ”ァ神が
ヨガを広めるために
アナンタを人間の姿に替えて
ヨガを永遠に伝えるように遣わしたとも。
その人間の姿の名前はパタンジャリだとも。
そう
シウ”ァはヨガの神で
パタンジャリは
ヨガの哲学書「ヨガスートラ」を作ったと言われていますね。


色んな話が
多すぎて
一体何を信じればいいのか…
ですが
全部作られた話なので
まあ
さらっと頭の片隅にでもおいといてもらえればと思います。

そうそう
仏教のお話ででてくる
(仏教もヨガと同じくインドで生まれました)
お釈迦様のお弟子の1人アーナンダ
アーナンダのサンスクリット語の意味は
「本当の幸せ」です。
本当の幸せって?

私(自分自身)そのものではないでしょうか。
それに気付く事。
子供の頃によんだ「青い鳥」のお話のようですね。

アーナンダとアナンタが関係あるのかどうかは
私にはわかりませんが
なんとなく関係あるような気がします。

アナンタアサナ
永遠の幸せあることに気づくポーズ
何故
このアサナがそうなのか
行ってみましょう。

ここでやっと
行い方です。

左横向きに寝転びます。
両腕を上に上げて
体を板のように平らにまっすぐします。
腰を反らないようにきをつけてください。
そして右脚を少しだけ上げます。
そのあと、左脚を右脚に揃えるように上げます。
そしてそのままゆったりとした呼吸を行います。

反対も同じように行います。

ウ”ィシュヌが上に乗って眠ることができるような
安定感でこの体勢を保ちます。
それには力が必要です。

永遠に続けることができるように行います。
それには力を抜く必要があります

このアサナは体幹を鍛えるために行われることが多いです。
でもそれだけではないのです。
入れるためには抜く。
そのバランスを無意識に取れることができるようになったら

本当の幸せにきがつくのかなあ
なんて
このアサナの意味を想像してみるのでありました。













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