2018年9月30日日曜日

今月のポーズ9月⑪ スーリヤナマスカーラ 板のポーズ(クンバカアサナ)、四肢で支える杖のポーズ(チャトランガ・ダンだアサナ)~コブラのポーズ(ブジャンガアサナ)

前回の下向きの犬のポーズからうつ伏せになってコブラのポーズを行うのですが、
その間に
もう一つアサナをいれます。

それが、板のポーズ
四肢で支える杖のポーズです。
(四肢で支える杖のポーズという名称は長いので
教室では杖のポーズと言う事が多いです。
が、
本来は杖のポーズは
長座=「脚を伸ばして座る座法」の事を言います)

板のポーズの行い方
「下向き犬のポーズ」から肩の位置を手首の上に来るようにスライドさせます。
(犬のポーズでは床と斜めになっている腕を床と垂直にしていきます)

この時、必ずお腹の奥に力をいれてください。
いれないと、肩や手首、首を痛めます。
腕で支えるポーズとしてよく紹介されていますが
腕だけで支えるのでなく
腕の力に全身を協力させてください。
腹筋力だけでもなく
背筋力だけでもなく
太ももを内に閉める感じももつといいでしょう。

よく体幹力やインナーマッスルが取り上げられていましたが
じつはこれは解釈が幅広いので

ここでは
体感力といいなおしてみるといいでしょう。
そう、からだを感じる力です。

この板のポーズを保つのには
どこに力が入ればいいのか
自分は今どこに力がはいっているのか。
ぬけているのか
硬くなっているのはどこか
柔らかい方がいいのか

だから
色んなコツは一言では言い表しにくい。
また人によっても違います。
自分でみつけるしかないんです。

でも
そのヒントは
まずは
一緒に教室で行うと見つかりやすくなります。

この
ブログも
そのヒントになるといいのですが。


四肢で支える杖のポーズ
板のポーズから
肘を曲げて
胸をお腹を床スレスレで保ちます。
このポーズは
板のポーズ以上に
腕の力が必要です。
肩甲骨、ひじ関節の柔軟性も必要です。
もちろん、全身の協力も!!

☆コブラのポーズ
板のポーズまたは、四肢で支える杖のポーズの
どちらかを少し保った後(保とうとした後)
うつ伏せになります。
そして
上半身をあげていくのが
コブラのポーズです。
が、コブラのポーズの行い方は
いくつかあります。
ここでは
背骨に意識を集中させてあげていきます。

うつ伏せで
おでこを床につけてください。

足は揃えるか
少し開くか
(開いている方が行いやすくなります)
足の甲は床につけてください。
足裏がよくつる人は
足先を立てていてもかまいませんが
腰への負担が大きくなりがちなので
より注意が必要です。

息を吐きっきたあと

吸いながら徐々に上半身を上げていきます。
腰の力だけで一気に上げるのではなく
頸椎1~7番~胸椎1~12番~腰椎1~5と
背骨の上から順に
全身の協力
とくに背中の協力が必要です。

上げきったとき、
おへそが少し床から浮いているようないないような。

肘は伸ばしていても
まげていてもかまいませんが
肩や、首には力が入らないように気をつけましょう。


背中が硬かったり
お腹が疲れていたり
腰痛があったりすると
難しいです。

その場合は
途中でとめても大丈夫です。

顔を上げるだけでも
胸が少し上がるだけでも構いません。

そして
下すときは
上げた時と逆の順序でゆっくり
下していきましょう。













教室の案内はこちらです。

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