スーリヤナマスカーラ 太陽礼拝は
12のアサナ(ポーズ)を
順々に、行っていきます。
12種類ではなく12です。
同じアサナを2回行う事もあるからです。
でも1回目と2回目は違います。
どう違うかは
実際行なってみましょう。
①まず1つ目
山のポーズ
=タダアサナ
(本来、サンスクリット語の文法上では
アサナではなくアーサナ
他の単語と結びつくとアが消えて
タダーサナとなります…他のアサナもだいたいそんな感じです。が、
最初に学んだヨガ教場でタダアサナで覚えました。
私は今もまだこの方が落ち着くのでこれで進めていかせてもらいます)
山になりきる。
ただそれだけでいいのです。
が、今回は
少し詳しく体の説明も含めて書いていきます。
背骨をまっすぐに立ってください。
といっても
どうすれば??
壁を背に向けて立ちます。
かかと、お尻、背中、後頭部を壁にひっつけます。
(背中が丸くなっていたり
腰痛を抱えていたりすると
これだけでも
結構難しいです。
なので無理はしないでください。)
ここで、腰に注目!
壁から浮いていますよね。
浮いて当然
背骨は腰のところでカーブを描くようなS字になっています。
だから壁には普通はひっつかなくて正解のはずです。
でもそれをあえて引っ付けようとしてください。
お腹にかなりの力が必要です。
お腹がお尻が上にあがります。
肛門もしまってきます。
太ももの内側もキュッとしまります。
お腹の外側だけでなく
おへその下の奥、
丹田の辺りが熱い感じになってくればしめたもんです。
そこで
壁から離れて一歩前に出てみてください。
姿勢はそのままです。
でも
肩には力入れてほしくないので
一度肩を上げてストンと落してください。
要らない力は抜けるはずです。
脚は揃えましょう。
揃えると違和感がある場合は腰幅くらいには開いても大丈夫です。
(膝の向きと足の指の向きは揃えるほうがいいですか?
と
たまに聞かれますが、
これは
膝の形や足首の硬さにも関係してくるので
一言では答えることができません)
そのままの姿勢を保つのに
足裏で地面を踏みしめる必要があります。
かかとは決して浮かさず
足の5本の指に力をいれて
でも踏ん張りすぎないで
指は曲げないで
膝にも力を入れすぎないで
そのためには
もう一度
お腹の奥を閉めなおすといいでしょう。
さあ、どうですか?
出来ますか?
これらが
山のポーズに必要な力です。
いえ山のポーズだけでなく
日常の生活の中で必要な力でもあります。
そして
太陽礼拝では
この山のポーズから
手のひらを胸の前で合わせます(合掌)
そうすると
自分自信の力も僅かながらですが
感じられないでしょうか?
だいぶ長くなってしまいました。
この続きは
いつかの機会にしたいと思います。
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