2020年3月11日水曜日

今月のアサナ達④ 2020年3月

2段目左端 スーリヤナマスカル(スーリヤナマスカーラ)太陽礼拝です。

何度かこのブログで紹介していますね。
 太陽礼拝は 12のアサナ(ポーズ)を 順々に、行っていきます。

 12種類ではなく12です。
 同じアサナを2回行う事もあるからです。
 でも1回目と2回目は違います。
どう違うかは 実際行なってみましょう。

①まず1つ目
山のポーズ
=タダアサナ

 山になりきる。
ただそれだけでいいのです。
が、今回は
少し詳しく体の説明も含めて書いていきます。

背骨をまっすぐに立ってください。

といっても
どうすれば??

タダアサナの練習だけとりあげると

壁を背に向けて立ちます。
かかと、お尻、背中、後頭部を壁にひっつけます。
(背中が丸くなっていたり
腰痛を抱えていたりすると
これだけでも
結構難しいです。
なので無理はしないでください。)
ここで、腰に注目!
壁から浮いていますよね。
浮いて当然
背骨は腰のところでカーブを描くようなS字になっています。
だから壁には普通はひっつかなくて正解のはずです。
でもそれをあえて引っ付けようとしてください。

お腹にかなりの力が必要です。
お腹がお尻が上にあがります。
肛門もしまってきます。
太ももの内側もキュッとしまります。
お腹の外側だけでなく
おへその下の奥、
丹田の辺りが熱い感じになってくればしめたもんです。

そこで
壁から離れて一歩前に出てみてください。
姿勢はそのままです。

でも
肩には力入れてほしくないので
一度肩を上げてストンと落してください。
要らない力は抜けるはずです。

脚は揃えましょう。
揃えると違和感がある場合は腰幅くらいには開いても大丈夫です。

(膝の向きと足の指の向きは揃えるほうがいいですか?

たまに聞かれますが、
これは
膝の形や足首の硬さにも関係してくるので
一言では答えることができません)

そのままの姿勢を保つのに
足裏で地面を踏みしめる必要があります。
かかとは決して浮かさず
足の5本の指に力をいれて
でも踏ん張りすぎないで
指は曲げないで
膝にも力を入れすぎないで
そのためには
もう一度
お腹の奥を閉めなおすといいでしょう。

さあ、どうですか?
出来ますか?

これらが
山のポーズに必要な力です。
いえ山のポーズだけでなく
日常の生活の中で必要な力でもあります。


次に進みましょう・
この山のポーズから

②手のひらを胸の前で合わせます(合掌)
そうすると
自分自信の力も僅かながらですが
感じられないでしょうか?

③その合掌から腕を上にあげます。
背中を伸ばすように!
合掌から掌を離し、もっともっと背中を伸ばし太陽の力をつかむようにまた掌を合わせます。

④その状態からたち前屈
ひざ裏は曲げてもいいので掌を床へ

⑤右脚を後ろに引きます。サルのポーズ
右氏の甲は床。
掌は床のままでも浮かしても構いません。
吸いながら上を見ます。

⑥左脚も後ろへ引き
吐きながら下向きの犬のポーズ(アドムカシュバナアサナ)
お尻は上へ、掌と足裏は床を踏みしめてください。
目線は足先です。
肩に力は入れず、腕にも力はそんなに入れず。
背中と太ももの裏を伸ばすように


そこから全身の力をうまく使いながらうつぶせになり


⑦吸いながらコブラのポーズ(ブジャンガアサナ)
コブラには猛毒があります。
その猛毒で獲物をやっつけます。
そのコブラの力をいただき、毒を制すポーズ。
これがブジャンガアサナです。
背骨一つ一つを意識しながら体を上げていきましょう。

⑧吐きながらもう一度下向きの犬のポーズ

⑨吸いながらまたサルのポーズ

⑩吐きながらた立ち前屈

⑪吸う息で体を起こしながら合掌のまま腕を上に伸ばします。

⑫胸の前で合掌


かなり説明を割愛しているので、したことない人はわかりづらいと思いますが、とにかく
無理せず、気持ちよく体を伸ばしたら、曲げたり行ってください。








 

教室の案内はこちらです。


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