2018年8月27日月曜日

8月のポー⑩ ベターっと開脚出来なくてもいいじゃないですか

次のポーズは
皆さんよくご存知の開脚前屈

このポーズに憧れを抱いている人が多いみたいです。

理由は
股関節が柔らかいと痩せやすくなる。
下半身太りに効果的。
生理痛や生理不順が改善される。
怪我の予防。
腰痛の予防。
等でしょうか?

上の理由は
全部正解で不正解です。


生まれつき、硬い人と柔らかい人がいます。
生まれつき靭帯が硬くて短い人がもいます。
そんな人は一生懸命毎日コツコツストレッチしても
中々柔らかくならない。
生まれつき靭帯が細くて柔らかい人もいます。
そんな人は何もしなくても柔らかい。

硬い人がダメ
柔らかい人が良い

なんて全くありません。

生まれつき硬い人は
ちょっとした動作で
色んな筋肉が使われます。

生まれつき柔らかい人は
かなり意識しないと
筋肉が上手く使えません。

例えば
手を伸ばしたら届く所にある物を取る時
硬い人は
伸ばす事が苦手なので
腕を上げる時に必要な筋肉が総動員されます。

柔らかい人は
簡単に伸ばす事が出来るので
筋肉をそんなに働かせなくてもすむのです。
だから筋肉を使いたい時には
かなり意識しないといけません。

上の例は
極端な書き方をしましたが、
本当は
他にも色々な条件が
加わってくるので
こんなに単純ではないかもしれません。

でも、

硬いから太りやすい。
柔らかいから太りにくい。
硬いから腰痛がある。
柔らかいから腰痛がない。

なんていう事は決してありません。

しかし
しかしです。

筋肉は柔らかい方がいいです。
硬い筋肉は
血管を圧迫したりして
病気の元を作る原因にもなります。
代謝も悪くなります。
外側の筋肉が、硬くなってしまうと
骨格を支える内側の筋肉が使いにくくなります。

筋肉は
元々体が硬い人でも
柔らかくなります。

コツは
呼吸を深く行う事。

毎日コツコツ色々な動きを行う事。
例え
開脚前屈がしたくても
そればかりでは
反対に硬くなります。
開いたら閉じる。
緩めたら緊張させる。
伸ばしたら縮める。


今月のクラスでは
開脚前屈の前に
色んな動きを行なっています。



最後に
開脚前屈のコツを一つ。

開脚前屈なんて出来なくてもいいじゃない。

これを本気で思えたら
今の自分の出来る範囲で
一番柔らかくなれます。


教室の案内はこちらです。

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